前回まででデモ口座を使ったEAのテストと初期設定のチューニングまで終了しました。
これで本番環境へ移行する準備は整いました。
さっそくXMTradingのリアル口座を開設しましょう。
チュートリアル全体:FX貯金箱の作り方
前回:デモ口座を使って自動売買ツール(EA)をテストする
次回:
FX貯金箱向けおすすめ口座
XMTradingには以下3種類の口座があります。
- マイクロ口座 (10通貨単位から取引可能。おすすめ)
- スタンダード口座 (資金が潤沢にある人向け)
- Zero口座(スプレッド0で取引手数料がかかる。特殊用途向け)
管理人のおすすめは「マイクロ口座」です。これ一択です。
当サイトのFX貯金箱コンセプト自体が低額取引ができる口座に依存してますので。
資金の規模で言うと5000万円未満ならマイクロ口座、それ以上ならスタンダード口座を検討してください。
カピバラEXをデフォルト設定で使う場合、資金が1億を超えてくるとマイクロ口座ではLot数が不足し始めるので、5000万までなら数年間はマイクロ口座で運用できます。
リアル口座開設にあたっての注意
口座をまたいだ両建てに注意
特に注意が必要なのは既にFXの口座を別もっている人です。
ちなみに両建てというのは、同時に売りと買いの両方のポジションを取ることを言います。
XMTradingでは以下の両建てが禁止されています。(同一口座内での両建てはOKです)
- 複数の口座をまたいでの両建て
- MXTradingと別の業者を使った両建て
- 複数人のグループでの両建て
3番は意図的にやらないとできないので論外ですが、既にFXの口座を持っていて裁量トレードをしている人が、新しくXMTradingの口座を作って同じ通貨ペアで自動売買を始めると、かなり高い確率で1か2の両建てが発生します。
また、スタンダードとマイクロといった口座の種類が違ってもNGですし、同じ通貨ペアでなくてもUSD/JPYの買いとUSD/EURの売りのような組み合わせでも、USDのリスクヘッジをしているとみなされてしまうことがあります。
こういった両建てが発覚すると最悪、利益没収・出金規制・口座凍結といった重い罰則が科せられてしまいます。
なので、なるべくなら口座は1つに統一してトレードするのが安全です。
どうしても口座を分ける場合には絶対に両建てにならない通貨ペアを選ぶようにしてください。
リアル口座を開設する
上記のリンクから口座開設に必要な情報を入力します。
(もし既にXMTradingのリアル口座を持っている場合はXMTrading会員ページから「追加口座開設」で申請が可能です。追加口座を作る場合は、元の口座は使わないなど両建て対策をしてください。)
入力項目はデモ口座開設時よりもより詳細になります。
個人情報の入力
最初は、個人情報。
記載のある通り、半角英数のみで入力します。
ミドルネームは空欄でOK
電話のところは、電話番号の頭の0を取って入力します。コードは+81のままでOKです。
取引口座詳細の入力
続いて、取引口座詳細を入力します。
組織名はそのままで。これしか選べません。
取引プラットフォームタイプはMT4を選びます。※当サイトのEAはMT5では使えません。
前述のとおり口座タイプはマイクロを強くお勧めします。
ニュースレターは受け取らなくても大丈夫です。
入力したら「ステップ2へ進む」ボタンを押して次へ進みます。
個人情報の入力 その2
氏名を全角カナで入力します。
生年月日はクリックするとカレンダーが表示されるので自分の生年月日を選択します。
住所詳細の入力
住所を半角英数の英語表記で入力します。
例えば住所が、〒100-0014 東京都千代田区永田町 2丁目3-1 101号室 なら以下のように入力します。
- 都道府県・市は、「市 都道府県」の順で記入。(例:東京都千代田区→Chiyoda-ku Tokyo)
- 番地・部屋番号は、「部屋番号, 番地」の順に記入。(例:2丁目3-1 101号室→ 101, 2-3-1)
- 区町村・町名は、「市以下の町名」をそのまま入力。(例:永田町→Nagata-cho)
最後に米国への納税義務を回答します。普通はいいえ。
取引口座詳細の入力
- 口座の基本通貨は「JPY」を選択
- レバレッジは「1:888」を選択。大きくて困ることは無いので最大値を選択します。
- 口座ボーナスは「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」を選択。はいを選ばないとボーナスがもらえないので大事。
投資家情報の入力
完全に一致する項目が無い場合は近いものを選んでおけば大丈夫です。
入力する金額が米ドル換算なのでちょっと注意。ざっくりの値で入力すれば大丈夫です。
パスワードの設定と規約への同意
最後に口座のパスワードを設定します。
各種規約へは同意が必要です。チェックを入れましょう。
ニュースレターのチェックは任意です。
入力したら「リアル口座開設」ボタンを押します。
メールアドレスの確認
口座開設の情報入力が完了すると以下のようなメールが送られてきます。
「Eメールアドレスをご確認下さい。」のリンクをクリックしてメールアドレスを認証します。
リアル口座開設完了
Eメールアドレスの認証が終了すると以下のページが表示されるので登録時に設定したパスワードを入力して口座にログインしましょう。
あと、メールで以下のようなMT4のログインIDとリアル口座のサーバー名が送られてきます。
※やる人はいないと思いたいですがパスワードは絶対他人に教えないようにしてください。
このあと、身分証明書を送付して口座を有効化します。
ちなみに、管理人が実際にカピバラEAを運用中のリアル口座はmyfxbook.comで取引履歴を公開してます。
リアル口座を有効化する
※公式ページでも口座の有効化は詳しく解説されているのでそちらも参照してください。
新しく開設した口座へログインすると上記のような画面が表示されます。
「今すぐ意思表明する」ボタンを押してXMTradingからのEメールの受け取りに同意します。
同意すると上記に表示が変わります。
続いて、「こちらより口座を有効化する」ボタンを押して有効化ページへ進みましょう。
口座を有効化するとボーナス(出金できないけど証拠金として使える)がもらえます。
ここでは口座を有効化するために、身分証明書としてマイナンバーを使うかどうかで答えが分かれます。
もしマイナンバーの有無を選んだあとに変更したい場合
マイナンバーの有無を選んだあとにやり直しも出来るので少し蛇足ですがその方法を書いておきます。
上のほうにあるXMTRADINGのロゴか「ホーム」を押して戻ったら、「口座を有効化する」ボタンを再度押します。
マイ・アカウントを押して下のほうに行きます。
納税国かマイナンバーの横の「該当なし」をクリックするとマイナンバーをお持ちですか?の選択に戻れます。
マイナンバーを身分証明書にする場合
身分証明書をマイナンバー以外にする場合はここは飛ばし次へ行ってください。
マイナンバーをお持ちですか?に「はい」を選択
納税国の選択が表示されるので「Japan」を選択して、「送信」ボタンを押します。
マイナンバーを入力してくださいのところに自分のマイナンバーを入力。
「確定」ボタンで確定します。
証明書を2種類送付する
マイナンバー以外の身分証明書を使う場合は、マイナンバーをお持ちですか?に「いいえ」を選択して送信ボタンを押します。 (実際には持ってても使わないなら「いいえ」を選択します)
身分証明書と住所確認書の提出画面になるので、2通証明書の写真を撮るかスキャンしてアップロードします。提出可能なファイル形式は、JPG、JPEG、PNG、PDF、GIFで、合計最大5MBです。
身分証明書として利用できるものは有効期限内の写真付き身分証明書で以下に限られます。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書
住所確認書として利用できるものは以下です。
- 健康保険証
- 住民票
- 公共料金請求書/領収書(電気・ガス・水道)
- 固定電話・携帯電話料金請求書/領収書
- クレジットカード・銀行利用明細書/請求書
- 印鑑登録証明書
- 納税通知書
ちなみに管理人は運転免許証と住民票をスマホで写真に撮ってメールでPCへ送付。
送付時にサイズを縮小して提出できるサイズにしてアップロードしました。
アップロードから普通は30分~半日程度で口座が有効化されてメールで連絡が来ます。
管理人の場合は30分ほどで以下のようなメールが来て口座が有効化されました。
そして、有効化されると口座の左上の表示が「有効化済み」に変わります。
まとめ
お疲れさまでした。
以上で取引口座の開設と有効化が終了しました。
このあとは口座へ入金してデモ口座と同じようにMT4で自動売買ツールを動かせばFX貯金箱は完成です。
カピバラEAの最新バージョンは 当サイトからXMTradingの口座開設をしてくれた方へ限定公開とさせていただいています。
以下から会員ページへのアクセス権を申請してダウンロードしてください。
(旧バージョンは制限なしで公開してます)
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